スイッチバックの駅
こんにちは!新潟本社の米田です。
今回のブログは『スイッチバックの駅』という題名で投稿してみたいと思います。
スイッチバックとは、ある方向から反対方向へ鋭角的に進行方向を転換する線路のことで、新潟県では上越市(旧中郷村)にあるえちごトキめき鉄道(妙高はねうまライン)の二本木駅がスイッチバックの駅として唯一存在しています。
長野方面に行く時は、駅を遠目で見ながら少し通り過ぎて線路上で止まり、バックで駅に進入します。直江津方面に行く時は、そのまま直進で駅に進入して、駅から出るときにバックで出て本線に戻り、途中で止まり前進します。
この駅は、私が幼少期から小学6年まで住んでいたところの最寄駅でものすごく身近なものでした。
先日、何十年ぶりかにこの路線の電車に乗って、この駅で乗降車しました。
駅舎は2019年に改装されたそうですが、見た目は私が子供の頃のままでとても懐かしく思えました。
駅舎の中も昔のままの雰囲気でしたが、観光客向けに少しアレンジされているようでした。
改札を抜けるとすぐにホームではなく、階段を下り地下道をくぐってホームへ出ます。
途中の地下道には二本木駅の歴史を説明した文章や写真の展示があります。
ホームに出ると田舎の駅といった感じで、情緒的な風景が広がります。
子供の頃、この駅からよく電車に乗っていろいろな所に行ったなぁと思い出に浸りながら懐かしんでいました。
この場所は自分にとってとても大事な場所なので、また是非訪れたいなと思います。