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ループものSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

廣木です。

相も変わらずここ最近の休日は、家にこもって映画を観ています。

ということで今回は先日観たSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のお話。

 

              (C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

オール・ユー・ニード・イズ・キルは2014年に公開されたSF映画で、いわゆる「ループもの」の映画。
原作は日本のライトノベルで、最近多くなっている日本原作・ハリウッド実写映画化されたものです。

主演はなんとあのトム・クルーズ。英語圏ではタイトルが異なり「 Edge of Tomorrow 」または「 Live Die Repeat 」です。

 

※以下あらすじ・感想など。まだ見てない方でネタバレが気になる方は気をつけたほうがいいかもです。

 

 

 

 

 

 

 

舞台は「ギタイ」と呼ばれる宇宙からの侵略者によって滅亡の危機にさらされた世界。人類は当初劣勢でしたが、「統合防衛軍」と呼ばれる対ギタイ殲滅部隊を結成し、「機動スーツ」と呼ばれる最新鋭パワードスーツの導入や英雄リタ・ヴラタスキの活躍によって反撃の体制がとられ、大規模な殲滅作戦が始まろうとしていました。

そんな中、軍の広報官であるウィリアム・ケイジ少佐は、戦場の現地取材のため前線への合流を命じられますが、臆病者のウィリアムはそれを拒否し、報道官としての立場を乱用して将軍を脅迫しようとしたため、将軍の怒りを買って地位を剥奪されて歩兵として最前線に送られることとなり、機動スーツの操作も教わらないまま作戦に参加することとなります。

殲滅作戦は当初の目論見とは全く異なり戦況は劣勢で、仲間や英雄のリタも次々と戦死してしまいます。
ウィリアムは戦場で何もできずただただ逃げ惑うだけでしたが、最期は青白く輝くギタイと相打ちとなり戦死してしまいます。

ところが次の瞬間、何事もなかったかのように作戦実行前日へ戻っていました。既視感を覚えながらも同じように過ごしますが、同じ戦場で戦死してまた前日まで戻ってしまいました。

ウィリアムは死ぬと同時に、自分だけ体験した記憶はそのままで出撃前日に遡るというタイムループに巻き込まれてしまっていることに気付きます。

ループする戦場の中、英雄のリタを助けようとした際「目覚めたら私を探して会いに来て」と言われたことを思い出し、訓練を抜け出して彼女に会いに行くのですが・・・

 

 

というのが序盤のあらすじです。

個人的には戦場の描写や序中盤の展開は引き込まれるところがあり、観てて面白いなと思いました。

主人公のウィリアムが幾度となく繰り返される戦場の中で成長していく様や、ループを繰り返すことで起きる葛藤も見所の一つかなと思います。

ハリウッド実写化のため日本の原作とは異なる部分が多いようですが、作品の重要な部分であるループ設定や展開などは原作準拠らしく、原作を読んだことがある方も楽しめるようです。

ループもののSF映画を欲している際は、ぴったりなのではないでしょうか。

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