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人力車発発祥の日

廣木です。

突然ですが、人力車に乗ったことはありますか?
明治時代には移動手段として利用されていた人力車ですが、今では浅草や鎌倉、京都と言った有名な観光地で、移動手段というよりかは観光目的で利用されています。

そんな人力車ですが、本日3月24日は「人力車発祥の日」とされています。
明治3年(1870年)3月24日、人力車を発明した鈴木徳次郎氏・高山幸助氏・和泉要助氏の3人が営業を開始したため、発祥の日とされています。

明治時代では普及していた人力車ですが、鉄道や自動車が普及していくにつれてだんだんと数が減っていくことになったそうです。

 

 

 

少し話は変わりますが、人力車が普及する前、江戸時代の乗り物と言えば駕籠が思い浮かびますが、同じ時代の西洋では馬車が特に普及していました。なぜ馬車は日本では普及しなかったのでしょうか。

理由として主に、日本の馬の性質や街道の整備状況、日本の気候や地形が挙げられるそうです。

馬の性質については、昔は牡馬を去勢する文化がなく気性の荒い馬が多かったためや、そもそも日本の在来馬は外国馬に比べて体が小さく、力が弱かったためと言われています。
なので、馬車よりかは気象も穏やかで力も強い牛車が重宝されたとされているようです。

また、江戸時代は街道の整備に未熟な部分があり、雨が降るとすぐにぬかるんでしまう場所が多かったようで、そこに車輪がとられて進まなくなってしまうためです。

上記で挙げた理由以外にもいろいろあるようですが、様々な理由が重なって、馬車は普及しなかったようです。

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