新解釈・三国志 見てきました
廣木です。
昨日、久々に映画館で映画を見てきました。
見てきた映画は「新解釈・三国志」。あの福田雄一監督作品で、今年の紅白歌合戦・白組司会の大泉洋さんが主演を務める映画です。
「勇者ヨシヒコシリーズ」が好きな自分としては、どんな形で三国志が描かれるのだろうと思いながら見ていました。
以下感想です。なるべくネタバレしないように書きますが、全くの前情報なしで観に行きたいかたは控えたほうがいいかもしれません。
さすがに2時間弱の映画なので、三国志の歴史の流れなどは無視しながらの作品でしたが、終始ゆるーい感じの物語で、福田ワールド全開の映画でした。
シリアスなシーンはあったかな?というほど、ほとんどがボケ・ツッコミ&ギャグシーンです。アクションシーンはかなり凄いです。
そして、私の持っていた劉備や諸葛亮、曹操といった三国志の登場人物に対するイメージが壊れてました。(ほめ言葉です)
こんなに豪華キャスト陣を、こんなにも雑に扱うのか、流石福田監督だなといったところです。(ほめ言葉です)
主演の大泉洋さんは、これ素だよね?という感じで、自然で崩壊したイメージの劉備を演じてました。
福田監督作品には欠かせない、ムロツヨシさんや佐藤二朗さんは相変わらずいい味出してます。
福田作品の中では、個人的に賀来賢人さんも好きでしたが、今回もおもしろかったです。流石でした。
そして何より 貂蝉役の渡辺直美さんはずるい。
もう一度いいます。貂蝉役の渡辺直美さんはずるい。
この作品は、「ちゃんとした三国志映画」としてではなく、「三国志の登場人物によるコメディ映画」として観ると良いと思います。
(福田雄一監督という時点で、ちゃんとした三国志映画を期待してはいませんでしたが)
個人的には、2時間弱の映画ではなくて深夜ドラマのようにある程度の長編作品で観たかったかなと感じました。
三国志の歴史を知りたい方は、この映画ではなくちゃんと解説が入った本などを読みましょう。
この作品に三国志を期待してはいけません。
福田監督作品が好きな方は、今回も全開ですので観に行きましょう。