夏の東山温泉
松本支店の廣木です。
皆様、今年のお盆はどう過ごされたでしょうか。
私は例年、お盆の時期は故郷の会津へ里帰りをして、実家でダラダラと過ごしているのですが、今年はちょっと豪華にいこうぜと言うことで、地元の友人とともに東山温泉へ行ってきました。(提案したのは友人で、私はそれに乗っかっただけなのですが・・・)
今回向かったのは、「くつろぎ宿 新滝」さん。
江戸時代では会津藩主・松平氏の別荘だった施設で、明治から昭和にかけて多くの文人墨客が訪れたとのこと。
大正浪漫を代表する美人画で有名な竹久夢二も、この施設を気に入り、何度も滞在したそうです。
東山温泉の泉質は無色透明・無臭の体に優しい温泉で、こちらのお宿には趣の異なる4種類の浴場があり、すべて源泉掛け流しです。(個人的には、洗い場のカランが自動でお湯が止まるタイプではなく、手動で調節するタイプだったことが嬉しかったですね)
4つのうちの1つには、あの有名な新撰組副長・土方歳三が戦傷を癒した湯「猿の湯」もあります。
「猿の湯」という名前は、東山温泉が発見された当時、猿が群れて入浴していたことから由来するそうです。
時間の都合で4つを周ることはできませんでしたが、どの浴場も景色・雰囲気も良く、いいお湯でした。
館内は広く、無料の卓球場や竹久夢二のギャラリーもあります。
休憩所として、会津に関する本が置いてあるラウンジがあるのですが、そこに用意されている飲み物は無料でいただけます。
それもコーヒーや紅茶だけでなく、何と地元・会津で造られた焼酎や梅酒も無料でいただけるのです。
特に梅酒は、全国的にも有名な末廣酒造さんで造られた梅酒で、とても人気の高いお酒です。
ちなみに新滝さんでは、チェックインの際にもウェルカムドリンクとして、地元会津の日本酒がいただけます。
お酒好きの方にはたまらないサービスですね。
東山温泉は、JR会津若松駅から直通の路線バスで約15分ほどと、アクセスも大変良い場所にあります。
日帰り温泉も可能ですので、宿泊利用だけでなく観光途中の休憩にもいかがでしょうか?